あなたの人生にポジティブな影響を与えた人物についてお聞かせください。
研究室の助教授の話を。好きな先生という良くある話だ。講義内容の厳しさでは定評があり、研究室でも人気だった。僕は教員志望という中でも外道的存在だった。というのも、この研究室は研究者を輩出するというビジョンを掲げていたからだ。ほんとは、その先生に師事したかったが、譲ったのだった。で、幸か不幸か、卒論は教授についてやっていた。後に教授は受勲するのだ。
さて、どんな影響かというと。「社会に出ても黙ってる必要はない。言いたいことは言え。」と言った助言だ。後に聞くと、そんな事言ったかと笑い飛ばしていた。その一言の影響が合っていたのか、後悔とは無縁に、今もその調子でやっていけているのだ。
少し思い出話をしよう。教授室はどうも敷居が高く呼ばれない限り入る事はない。高級ウイスキーがあったとか、無かったとか。話題といえばそんなところだ。別にこれは僕に限った話ではない。M1 M2の先輩方も同様だ。その助教授とは、講義の他、ディクテーションとか輪読とか、講義とは別の研究論文の勉強会を助教授の部屋で定期的に生徒としての付き合いがあった。その他には、居室のドアが開放されている時は自由に出入り可だった。コーヒーを頂く口実で入って休憩する。先生も暇なら入りくだらない話で盛り上がる。京大と東大。如何に京大が優れているかなど。受験科目とか、産婦人科医の触診の違いなど。あ、これは飲み会の席の話だ。その先生も教授と年齢が近く、卒業後まもなく、教授として他大学に赴任し、退官を迎えた。退官式には、師事していなかったにも関わらず、招待頂いたことを思い出した。


じゃぁ大学時代の – 第二の故郷 ウクライナ ハリコフ東部の田舎町メリアファ への返信 コメントをキャンセル