ペットに何かひとつ理解させられるとしたら、何にしますか ?
ペットは飼っていない。悩むところだ。去年は言葉としたが、一つだと理解しても話せない。これでは片手落ちだ。飼い主にとって問題となっている何かが解消すれば良いのだろう。それはペットが分かっていないだろう事を考えた。
人間は二足歩行の代償として、骨格は細い、関節は弱い、転倒に弱い、打撃に弱い、皮膚は薄い、牙も爪もない。動物から見れば、それ自身守る手段がほぼない生き物だ。反応速度もだ。犬・猫・鳥・爬虫類・昆虫……どの動物も人間より反射が速い。視覚・嗅覚・聴覚・触覚、どれも動物より劣る。例えば、他の動物の気配に気づかないし、動物のストレスサインにも気づかない。傷も治りにくい。おそらく痛みにも弱いだろう。
動物の中でも、人間は知能が高すぎて、身体の現実を無視する。自分は強いと思い込む。自分は守られていると思う。自分はコントロールできると思う。
これは知能が生む“錯覚”だ。そして文明が弱さを隠してしまった。服、靴、家、道具、医療。これらが人間の脆さを覆い隠している。
だからこそ、ペットに理解させるべき“一つ”は「人間は壊れやすい」。この一点を理解するだけ。それだけで、躾ではなく、相手の脆さを理解した結果として彼らの行動が変わるだろう。


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