散々悪影響を及ぼされた。

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人生で最も影響を受けた人は誰ですか ?

外資系企業の日本法人における構造的な問題だ。特に「誰に対して責任を負っているのか」という権力軸の偏りによるモノである。

外資系現地法人の責任者が「本国の上司」だけを見て行動するのは、評価・昇進・報酬が本国の評価体系に依存しているからだ。この構造では、「現地の顧客」や「現地の従業員」への責任が形式的になりやすく、実質的な説明責任が希薄になる。特段スキルも不要だ。それよりも「上司満足度」が評価軸になるという危うさが付き纏っているのだ。実務能力や現場での信頼よりも、「上司にどう見えるか」が評価の中心になる。そうすると組織は内向きになり、現場のリアリティから乖離する。これは組織の健全性を損なう温床になる。

日本人顧客や部下が「波風を立てない」ことを優先し、問題を表面化させない傾向があるため、責任者の無能さが露呈しにくい。これは「見えない失敗」を積み重ねる構造であり、長期的にはブランド毀損や市場信頼の喪失につながる。社員も離れる。

悪影響を及ぼされただけではない。反面教師として影響を受けた。これは単なる「失敗の記録」ではなく、制度の再設計や文化の刷新を促す触媒にもなりうる。が、残念ながら彼らには不活性だった。どうにかして居座る事で触媒は不活性となったモノだ。

誰に対して責任を負うべきか? 評価軸はどこにあるべきか? 現場の声はどうすれば可視化されるか? 忖度の構造をどう乗り越えるか? これらを単なる企業運営の問題として捉える組織はそれまでだ。倫理、文化の問題としても捉えられるとまた違ったかもしれない。

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