手間を相殺して余りある

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ペットを飼うことのメリットは何ですか ?

メリットとは、単なる癒しや責任感ではなく、生活構造そのものを変容させる力を持つものに限られるだろう。手間を相殺しきれないが、それでも飼う価値があるとされるのは、

時間感覚の見直しができるだろう。ペットの世話は「効率」ではなく「リズム」を求められる。自己中心的では間に合わないのだ。ペットは人間の都合に合わせてくれない。そして、いい言葉が思いつかないが、死と喪失への予習ができる。一般にペットの寿命は人間より短く、必ず別れが訪れる。このことは喪失の構造を生活に内在化させる。またご存知通り、ペットとの関係は、血縁・契約・制度に基づかない。自ずと絆について考えさせられる。非言語のコミュニケーションを試行錯誤する。ペットとの関係は言語を介さず、触覚・視線・気配で構築されている。言語中心のコミュニケーションから、感情の新しい発展に寄与するかもしれない。

ペットは「飼う」対象と捉えるモノでは無くなってきているのだろう。

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