やり直したくは無いが、あの時こうしてあげたらと

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やり直したい年齢や特定の年はありますか ?

思う事はある。一つあげるとしたら父親に対してだ。彼は上顎の癌で腰の骨を上顎の代わりに加工して移植するという大手術をした。目に見えるので、本人も癌である事は容易にわかる。

直系には癌は無い。原因はタバコに酒だろう。記憶にある限り病気で寝込む様な事は無かった。家も狭く寝ていても落ち着かなかったのだろう。痛風でも仕事に行ってた。口べらしのように育ち、金の卵で集団就職で大阪に。ザ・昭和一桁だ。そんな話は本人の口からは聞いた事が無いのだが。

まず、本人の意思を尊重し化学療法にしたら。確かに薬で病巣はみるみる小さくなっていた。。。術後の管だらけ、何か訴えたくても話す事もできない。筆談といっても、もともと字が。。。「白い巨塔」というドラマが何故か重なった。動ける様になったら歩行訓練。歩くのも不自由だった。切った後の骨が擦れて痛いらしい。食べ物も硬いものはダメだ。歯も丈夫で梅干しの種の中の実や鶏は骨まで齧って骨の髄を食べていた。寛解・完治と引き換えに屈辱だった事だろう。母親任せにせず障害者申請もすれば。。。最期は呆気なく、ある時、口腔域から突然出血が止まらなくなり、一時期持ち直したが、そのまま帰らぬ人に。病院に担ぎ込まれた時は、明日からの隣国出張を控え成田だった。その時に全てキャンセルして病院に行っていれば。。。彼は酒に呑まれる事はあったが、愚痴は聞いた記憶が無い。

僕が今こうして思っている事、何が正解かなんて分からない。本人だってどう思っていたのかすらも。

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