おおよそ60年働き続けた父親かな

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人生で最も誇りに思っていることは何ですか ?

最期は、大病が原因で呆気なく逝ってしまった。仕事もその病で記録更新もならなかった。本人は100歳まで生きると息巻いていたモノだ。が、ピンピンぽっくりだった。最後の方は大手術で身体は不自由を余儀なくされていた。手術でなく、内科的治療をと今更ながら思ったりする。障害者手帳とかも。全く気が回らなかった。当時は自分もよほど余裕が無かったのだと、今だから思える。彼はピンピンだったと思いたい。最期も病院で、容態が落ち着いた途端に逝った。呆ける事もなく。不自由でも時間をかけても自立してた。昭和一桁だ。苦労でも敵わない。

仕事も僕は漸く彼の半分を越えたくらいだ。雇われ人で60年。雇われ人では彼の足元くらいだ。役職などオーナー社長以外皆同じだ。転職も多かったと聞く。謎が多いが生真面目だ。クソ真面目で短気だった。世渡り上手では無い。血の繋がりを感じてしまう。でも、それは嫌では無い。自分らしさの一つでもある。生前は誇りになど思った事もない。母親にはそれなりにだったが、逆に、年を重ねるにつれ、父親と比較している自分が居る。「敵わないな。」 周りがどう思おうと、敵わないから敵わない。償わなければならないという思いも確かなモノになっていくのだ。ふるさとじゃないが、遠くにありて想うものかな。

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