白頭鷲

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好きな動物は何ですか ?

カッコいい。言わずと知れた、米国の国鳥である。もちろん、日本のイヌワシも好きだ。が、白頭というところに惹かれる。

それだけは無い。成体は、生態系の頂点だ。それでも傲った感じは微塵も感じさせず、気高ささえ感じさせる。

YouTubeでも良くみる。子育ての様子だ。番(つが)いで、高い木の上に巣作りする。卵を温める。雨が降ろうが、雪が積もろうが、代わり番こに。孵化する。成体に比べ、嘴より小さな、とても小さな命だ。寒く無いよう、温める。これも代わり番こだ。今度は、餌を運んでくる。食べさせる。それも口に入るように、小さくして、食べさせる。育ってくる。子供達でケンカやイジメなんかもある。嘴でつつくのだ。身体の大きい方が強い。先に生まれた方に分がある。親は知らんぷりだ。弱肉強食の世界か、などと勝手に思う。食事に不器用に足を使い始める。足は身体の割に、やけにデカく爪は鋭い。巣に外にちゃんと用を足す。教えられた訳でも無いだろう。餌も、適当なサイズは、丸呑みし始める。そして巣立ちの準備に入る。巣の中で羽ばたく。周りの迷惑などお構いなしだ。まだ頭は白く無い。身体はもう、親くらいだ。頭の色で区別がつく。

そして狩だ。獣を狩る。魚を狩る。獣の獲物を獣ごと掻っ攫う。大胆だ。躊躇ない。歩く様は、これがひょうきんさと貫禄が共存している。地上では、憎めない奴になりきっているようだ。それが大空だと、とても優雅で、見ていても心地いい。飛べない人間にとって、羨ましさなのか、そこに投影している自分がいたりする。

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