楽しく運動する方法は何ですか ?
自分を取り巻く環境や、タイミングはそうだろう。やりたいと思ったときに、やりたいことをやる。これは運動に限った話ではない。義務感や習慣の惰性で動く体は重く、自分の意志で動く体は軽い。一人でやる運動であれば、この二つで十分だ。環境と気持ちさえ整えば、あとは自分と向き合うだけでいい。
しかし、誰かと一緒にやるとなると、話は少し変わってくる。それは相手だ。どれほど天気が良くても、どれほど気分が乗っていても、一緒にいる人間が合わなければ、すべては台無しになる。気を遣い、空気を読み、笑えない冗談に愛想笑いを返しながら走る。そんな運動のどこが楽しいというのだろう。体は動いているかもしれないが、心はちっとも休まっていない。気のおけない仲間というのは、贅沢な条件ではない。むしろ、必要最低条件だ。
本当に気の合う相手とであれば、たとえ競い合っても気持ちがいい。負けても悔しくない、いや、悔しいけれどそれさえも楽しい。そういう関係の中でこそ、運動は運動以上の何かになる。逆に言えば、合わない相手とならば——やらない方がいい。本当に、やらない方がいい。体の疲れより、心の疲れの方がずっと深く残るから。
楽しく体を動かすとは、つまるところ、自分に正直でいることだ。環境も、タイミングも、そして一緒にいる人も——自分が「いいな」と思えるものだけを、丁寧に選んでいくこと。それだけで、運動はぐっと、軽くなる。


コメントを残す