何かに初めて参加した日 (学校、会社、親としてなど) のことを教えてください。
何かに初めて関わるとき、期待、不安、戸惑い、そして小さな確信がある。それは時間が経つと輪郭を失い、ぼんやりしてしまうのかもしれない。でも、その瞬間にしか感じられないものがある。だからこそ、書き記す。
展示会に出品した。出品を参加と捉えれば参加なのかもしれない。が、どうも参加している気になれなかった。“選外”という響きがそうさせたのだろう。自分の表現が他者と交わる初めての接点を見てみたたかった。そこにどんな緊張や喜びがあっただろう。
自分が「個」から「公」へと踏み出した日。最初はネット上の選考会。次は選考会のため出品した日だ。共に他者との関係の中で何かが生じた。その反動はこちらには届かない。ネット上では入選者のみに通知だ。出品ではネット上では入選者の発表、選考会の結果は葉書が届く。反動というほどのものではない。未知の領域だった。恐れと好奇心が交錯する境界線にたった気分が継続していた。いずれにせよ、その境界は越えた。その瞬間の感覚は、これからの灯台になるだろう。
灯台。自分の変化を見届ける。未来の自分が迷ったとき、「あの時、こうだった」と静かに寄り添ってくれるだろう。


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