言葉にした瞬間にこぼれ落ちるモノがある事

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すべての人が知るべきだと思うことは何ですか ?

言葉にした瞬間にこぼれ落ちるもの。たとえば「雨」と言った瞬間に、その雨の粒の大きさ、匂い、降る速度、記憶との結びつきは失われる。人が何かを「感じる」瞬間には、言語化できない微細な情報が含まれている。空間、沈黙、視線、気配の感じをパーフェクトに表現できるか。国語のテストなどで、その時作者はどう感じたかなど、作者でもない出題者が解説回答する。それらは、言葉にした途端に「意味」になってしまう。

この“こぼれ落ちるもの”がある事に気づくだけでも言葉が変わる。語らないことでも語れたりする。目は口ほどにものを言う。目が言葉を使う訳ではない。身体の異変は目が表現できる事も。それは言葉のように意味となる。見せないことで見せる。相手の想像力に訴える。正しく伝わったかどうかはわからない。時には言葉以上の深度を生む。

    「知るべきこと」とは何か

    言葉にすることには限りがある。それは、言葉に頼りすぎないこと。言葉の外にあるものを感じ取る感性を育てること。
    そして、言葉にできないものを、こぼれ落ちるモノを表現することの価値を知ることだ。

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