恨みを持っていますか ? 何に対してですか ?
持たないようにしている。短期間でも恨みの感情は心身を疲弊させる。ずっと恨んでいるという人はエネルギッシュな人なんだろうと思う。
別に悪い事だとも思わない。人間臭くて良いんじゃないかと思うくらいだ。仏教に興味を覚え、禅宗に興味を覚え、坐禅を作法を学んだ時から、雑念は追わない術を知った。すると楽だ。雑念など、コレでもか!というくらいに湧いて出てくる。いちいち追っかけてると、大変だ。坐禅は雑念を追わない訓練だ。
芸術の世界では、恨みの感情を作品や表現に昇華させたりする。単純な転嫁ではなく、その経験が深い洞察や感情の厚みを生むことだ。恨みの感情は怒り、悲しみ、裏切り、孤独など複雑な感情を内包している。その複雑さをどう活かすか。活かし方次第では、作品に深い情緒と説得力を生むのだ。声なき声を可視化させる手段でもあるのだ。たとえば、失恋や裏切りに対する破壊的感情を乗り越えれば、そのエネルギーが創造的感情へと昇華する。そうして生まれた作品が普遍的な共感を呼ぶ事があるのだ。一種のカタルシスと言えるのかも知れない。
とは言っても、わざわざ創作活動のために、恨みの感情を懐こうとは思わない。


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