子どもの頃に見ていたテレビ番組は何ですか ?
かつて一世を風靡したアニメだ。ジャンルはスポ根になるのだろうか。当時はスポーツ根性モノというジャンルがあったのだ。実在のレスラーも登場する。孤児院で育ったヒーローが、悪役レスラー組織虎の穴から抜け、ルール無用の刺客レスラー達と虎の覆面レスラーとして戦う。その高額ファイトマネーは全てキザな先輩伊達直人として孤児院に寄付するのだ。
人間ドラマとしても素晴らしい。社会問題だって扱う。悲しみも苦しみもマスクの下に押し隠し、ただ一人戦い抜く。その生き様は、他に多くのヒーローもいたが、僕にとっては、ヒーローそのものだった。
ある時、一人で留守番していた。そこに見知らぬ訪問者が来た。当時は玄関は鍵などかけない。夏なんか鍵のない網戸だった。その訪問者というのが、恵まれない子達への寄付を募りに来たのだった。今思うと貧乏長屋に何故?と思うのだが、タイガーマスクに影響された僕は、貯金の千円を差し出したのだった。タイガーみたいに良い事したと思い、帰宅した母親に話したら、叱られた。その行為というより、寄付とはいえ親のいぬ間に見知らぬ人にお金を渡した事が原因だ。気分は相殺されてしまった上に、千円をとても後悔した事を今でも思い出す事がある。


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