新卒時の就活

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過去にし難かった人生の局面について教えてください。

といっても、今?で言うところの就活とは違っているだろう。

まずは、僕の新卒時の就活について話しておくと、企業に就職する場合は、教授推薦だ。教授との懇談で希望先を決める。必ず採用されるというモノでは無い。たとえ強いコネがあっても、落ちるケースはある。僕は実際2番手だった。内定を幾つもらったなどは、無い。掛け持ちも無いのだ。就職浪人も皆無だと思う。当時就職したくない連中は修士課程に行ってたように思う。当時の仲間は皆修士課程に行った。もちろん試験はある。

さて、難局というのは、岐路。教員志望だった僕が企業に就職を決めた、という局面の事だ。

教員に採用されず、臨時採用の道のみ開けた時に、どうしたものかと考えた。臨時採用というのも不安定だ。経済的には余裕がある訳では無い。授業料は全額免除で育英会の奨学金を貰って卒業を迎えた身には、気持ちにも余裕が無かった。そこで、社会人経験の無い人間が、どうして教え子を社会に送り出せるのかと、丁稚奉公の様な修行だなどと、理屈を考え、民間企業への就職を納得させた。まぁ企業にとっては良い迷惑だろうな。

これまでの教授との面談もあっさりしたモノだった。が、民間企業に就職となったら、親身だ。就活も遅かったので、紹介先も数社しか無かった。というのも、うちの教授は研究者を輩出するという理念があった。その点、研究室からは、たとえ学卒でも研究職に就けるという強みがあったのだ。おかげさまで、無事研究者として採用され、このユニークなキャリアのスタートとなった。

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