自伝を書いています。 冒頭はどのような文にしますか ?
「どうして生きているのか」とずっと考えていた。過去形なのは答えを見つけたからという事ではなく、あるキッカケで重荷がストンっと落ちた時があった。それ以降はどう人生を終えるか、残りをどう死ぬかを考え続けている。これが冒頭。
導入部分は極々普通に生い立ちから始まり時系列に自分らしいイベントや思い出を簡単にツラツラと記すだろう。
そして話題は、本論に
物心ついた頃から生きること、生きている事について「何故」と思っていた。もちろんモヤモヤしてた。ずっとそんな状態だとロクな事は無い。なので一つの答えを用意して無理矢理自分を納得させていた。それは「死ねないから」。自分の意思で生を受けた訳では無いが、自ら命を断つ事ができない。だから、ただ残りの選択肢を選んでいると。
そんな事を思いながら半世紀以上生きてきた。重荷がおりたキッカケは父親の死だった。弔うために仏教を勉強しまくった。受験勉強以来だ。その中で「命」について記述があった。ああその通りだ。それが命とはそういう事なんだと。とても楽になった。「死ねないから」など思っていた自分が恥ずかしくなった。
重荷をおろした後の人生が自伝のメインを構成するのである。


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