男はつらいよ

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山田洋次監督の松竹映画の方だ。最近よくみている。

しっくりくる。飛び込んでくる昭和。家庭のありさま。寅さん。タコ社長。妹のさくら。笠智衆和尚。弟分の佐藤蛾次郎そしてマドンナとなる女優陣と個々に強い個性の俳優陣だ。彼らのまとまり感に違和感なくスーっと入ってくる。「監督すげー」っと思わずでてくる。そして魅入っている僕は昭和人間だなぁとつくづく思う。

寅さんが描く人間模様。自分勝手なのだが人が集まる。衝動的に見えて色々と周りにとても気を遣っている。自分のことより他人のこと。利他心そのものでは無いか。もちろん家族のアシスト。とりわけ「さくら」の存在が大きい。とにかく要所要所で絶妙なのである。

フーテンの寅さん。フーテンという言葉がカッコいい。ググると和風ヒッピー。常の社会生活からはみ出して、ぶらぶらと日を送っている人。放浪人。など出てくるが、寅さんは職業はテキ屋。個人事業主。帰る家は柴又にある。寅さんのフーテンはちょいと違う。。。と思う。

今日見てた中で御前様、笠智衆和尚とさくらの会話で和尚が『仏様は愚者を愛しておられます。もしかしたら私のような中途半端な坊主より寅の方をお好きじゃないかと、そう思う事がありますよ』とそしてオチがつく。『愚者以前の弟分』なんと素敵なシーンだと。

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