魔除け

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ドラマの台詞が気になった。多分それは植物の棘とイノシシが連想されたからだろう。

庭の柚子がちょうど収穫時で棘がピンときた。家には何故か棘のある植物が多い。意図したものではなく偶然そうなった。棘のある植物は強いのかもしれない。この時期西洋柊(ひいらぎ)が赤い実をつけてクリスマスムードを盛り上げている。この柊は棘の他に魔除けの理由がある。それが常緑樹であること。草木が枯れる冬の寒さの中でツヤツヤと緑に輝く姿とても不思議な存在で永遠の命の象徴だったようだ。人の力を超えるものということか。

イノシシは牙や猪目だ。ここは外せない。牙はイノシシの生命力の強さにあやかっている。猪目についてはどうだろう。日本では古くから獣の目には魔力があると言われている。また亥は五行では「水」に属する。水を象徴する「亥」は「火」に克つ、ということで火伏せのシンボルとして採用されたようだ。そこで「火除け、魔除け」に繋がってくるのだろう。

あとは、六地蔵・道祖神、お正月のしめ縄、盛り塩、あ、土俵にも塩かぁ、鬼瓦なんかもそうだ。籠目紋もそうらしい。六芒星だ。五芒星なんかも日本だけでなくある。日本では古来、魔性のものは見つめられるのを嫌うと考えられており、「目」のたくさんある籠を家の前などに伏せて置いておく風習があったという。家紋もそうだ。このように日常の中に魔除けを散見できる。

昔ながらの風習だ、迷信だという方もいる。しかし普段の生活の中にまだまだ息づいているんだなぁと思う今日この頃である。

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