金木犀と蟷螂

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いい匂いが心地よく、ふんわりと。

一歩外にでると漂ってくる。まだよく見ないとあの可憐な小さな花は見当たらない。家の庭の半分くらいが金木犀なのである。最近の散歩は気候もさることながら嗅覚までも楽しませてくれる。刺激とリラックス。脳が活性化していることがわかる。頭の回転がいいようだ。根拠のないことを、とりとめもなく想像することを楽しんでいる。

そんな気分を止める奴がいる。蟷螂である。堂々とアスファルトの上に居る。傍を通っても微動だにしない。なぜ逃げない⁉「ハリガネムシに寄生されているのか」待てよ、金木犀?。あの芳香はしない。なるほど奴の触覚には届いて良い気分でいるのかもしれない。と思うことにした。毎回数匹待ち構えているが奴らも楽しんでいたんだと。他にも色々出会う。今日はトンボが道案内。彼もまたいい気分なんだろう。

花は可憐で小さく。香は強く遠くまで。謙虚であっても芯が強くありたいものだと思いながら歩を進めていた。

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